中国で暮らしていた時、一番文化のお違いを感じたのは食事のマナーとトイレでした。
旅行で訪れた方はホテルや高級レストランで日本人だけで食事をすることが多いので気づかない方も多いと思うのですが、中国人の中に私が混じって食事をする機会が大半でしたので慣れるまでそのマナーには唖然としていました。
 レストランを去る時のテーブルには残飯と紙(トイレットペーパー)が散らかり放題放置され、床には吐き出された骨や気に入らない口にした食べ物が散らかい放題でした。
出張で中国を訪れ、この様な光景を見た同僚の多くはもう沢山という方が多かったですね。
飽食の限りです。
日本に来る観光客の多くは裕福な階層ですので、ホテル、レストランでの食べ残しの多さに驚かれている方も多いと思います。
 特に、ビュッフェスタイルで食事を提供すると一度に食べきれないほどの量をテーブルに持ち込み食べ残してテーブルを離れるのが普通ですから、皆さんご苦労されているのではないでしょうか。
 その中国で習主席が「法制化と監督強化を通じて食べ物の浪費行為を厳格に制止せよ」と注文したことは既に食糧危機を危惧してのことでしょう。
しかし、不足分を輸入で補おうとしても多くの国が輸出を禁止しており、そうたやすい事ではないでしょう。地方都市では10人客が来たら注文は9人分までにしろと通達を出しているそうですから、これからさらに深刻化して行くと思われます。
 食事の量まで政府に決められる国に住みたいですか。
親中派、媚中派の方はこの様な現実をどう思っているのでしょうか。
 目先の利益に躍起になっている在中経営者の皆さんは、いくらコストが安くても、人件費がタダ同然でもこの有様です、食べ物の量さえ政府に決められる国とこれからも友好関係を続けていくのですか。
コメント 2020-08-13 201124